【山梨の旅3日目】山中湖の水陸両用車と忍野八海
どうも、ふじかわ52です。
2022年が始まりましたね!
今年もよろしくお願いします。
また、私事ですが、引っ越しが完了しまして、静岡県の西部に住むことになりました。
今までより愛知県がかなり近くなったので、これからは愛知方面の旅も増える予定です。
さて、今回は前回から引き続き山梨県の旅の3日目、山中湖・忍野編です。
宿泊した富士吉田のビジネスホテルを出発し、まず向かったのは山中湖にある森の駅です。ここは道の駅のような休憩施設やバスターミナルを併設しており、まさに山中湖観光の玄関口とも言える場所です。
今回の目当ては水陸両用バスです!
「山中湖のカバ」と呼ばれるこのバスは、森の駅を出発し一般道を経由して、山中湖を航行します。
入り口に階段があることから分かるようにかなり車高が高いです。
サイズも実際に見てみるとかなり大きく迫力があります。
この山中湖のカバは全部で4台ありますが、4台中3台は日本製で、1台は米国製なのだそうです。
私が今回乗った2号車は日本製で、いすゞと日野のエンジンを使用しているとのこと。
トランスミッションはオートマでした。
実際に乗ってみると、道路上でも視点がかなり高く、他のバスにはない乗り心地です。
例えるならランクルのようなオフローダーの感じ。
一般道から車幅ギリギリの脇道に入り、急こう配を下ると湖畔へ到着。
わき道に入る時と勾配を降りるときも結構迫力があり、また、運転手さんのテクニックが見ていてとても面白いです。
そしていよいよ湖畔へのダイブ。
ディーゼルエンジンがうなりを上げ加速すると、大きな水しぶきをあげながらバスは湖畔へ、まさにカバの如く突進します。
湖畔に入ると乗り心地はオフロードバスから船へと変わり、6ノット(およそ時速11km)でゆっくりと山中湖を航行します。
当日、富士山は雲で隠れていてあまり見えませんでしたが、ガイドさんの案内を聞きながらゆったりと遊覧を楽しむことが出来ました。
しばらく山中湖を巡行した後、水陸両用バスは湖畔へとゆっくりと上がり、一般道を経由して森の駅に戻っていきました。
感想としてはめっちゃ楽しいです!
山中湖を遊覧できるのもそうですが、水陸両用バスに乗れる場所は、そんなにないと思うので、乗り物好きには是非オススメしたいスポットです。
山中湖で水陸両用バスを楽しんだ後は、「湖麺屋 リールカフェ」でラーメンを食べました。
あっさりとしたシンプルなラーメンで、とてもおいしかったです!
その後は忍野方面へ車を走らせ、忍野八海に到着。
有名観光地なだけあって人は結構いました。
ですが、それ以上に驚いたのは忍野八海が普通の住宅や民家の間にひっそりと存在する池だったことです。
福島の五色沼みたいに自然の中に八つの池があるのかと思っていたのですが、まったくイメージと違い、普通に人が暮らす生活圏に池があり、それが観光地になっていました。
ですが、池と言ってもその辺にある池ではありません。写真でも少し分かるかもしれませんが、透明度が凄いです!
また、池によってはエメラルドや綺麗な青色をしているところもあり、「これが忍野八海か!」と楽しめます。(カメラの調子が悪く、写真があまり撮れなかったのが残念)
ちなみに忍野八海の中でお土産屋などが周囲に集中し、一番観光客を引き付けている(?)池がありますが、これは忍野八海ではありません。(写真の池)
水は勿論きれいなのですが、これは観光用に作られた人工池なのだそうです。
よく見てみると、周りの石が人工っぽかったり、そもそも池の上に建築物を建てたりしており、自然のものでないことが分かります。
まあ、楽しければいいのかもしれませんが、人を喜ばせるのは結局人が作ったものなのでしょうね・・・
そんな忍野八海の中で私が気に入ったのは、「出口池」です。
現地のマップを見ると、忍野八海の中にひとつだけ離れた場所にある池があります。
それは「出口池」です。
駐車場から結構歩くため、わざわざ訪れる人も少ない池ですが、ここは静かな場所にあり、自然に囲まれているため、一番落ち着いて見ることが出来ました。
神社もあり、雰囲気は抜群です。
個人的には私が想像していた忍野八海のイメージに一番近い池でしたね。
水も綺麗で、水源からは富士山の綺麗な水が湧いていました。
静かな忍野八海を見たい方は是非出口池に行ってみてください。
という訳で2021年年末の山梨の旅も完結です!
2022年も色々記事を書いていきたいと思うので、改めてよろしくお願いします。