キャンプと旅行とマイカーと

趣味のキャンプや旅行、ドライブ、移住した静岡について書きます。

【山梨の旅1日目】清里ドライブと新府城探索

どうも、ふじかわ52です。

季節は本格的に冬、師走になりましたね。

 

私はというと、近々引っ越しがあるので、少しその関係でバタバタしています。(忙しいというほどではないですが)

引っ越しと言っても、静岡県内からは出ませんが、1年間住んだ街を離れるのは少し寂しいですね。

 

さて、今回は12月最初のドライブについて書こうと思います。

今回は山梨県北杜市清里方面に行きました。

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静岡から国道52号をずっと北上し、南アルプス市では中部横断道と並行している甲西バイパスを走りました。今回はずっと下道です。

甲斐市の双田交差点を左折し、国道20号を長野県との県境まで走ります。

長野県に入ってすぐ、下蔦木交差点を右折し、県道11号、通称「八ヶ岳高原ライン」に入ります。

この八ヶ岳高原ラインが楽しいんですよね~

程よいカーブのワインディングで、信号も少なく走りやすいです。

上の写真は八ヶ岳高原ラインの途中にある駐車場で撮ったものです。

雪化粧した八ヶ岳の山々がとても綺麗ですよね!

 

八ヶ岳高原ラインでドライブを楽しんだ後は、昼飯を食べるために清里方面に車を進めます。

清里と言えば、清泉寮のソフトクリームが有名ですが、もう一つ名物があります。

 

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萌木の村ROCKのカレーです!

休日になると駐車場がいっぱいになるくらい混む人気店で、じっくり煮込んだビーフカレーが自慢です。

付け合わせの野菜は八ヶ岳産の高原野菜で、レーズンバターが乗っているのが特徴的ですね。

これがめちゃくちゃおいしいです!

コクのあるカレーと野菜が合いますし、レーズンバターが良いアクセントを醸し出します。

もっと言うとお冷の水まで美味しいです。おそらく八ヶ岳のおいしい水なんでしょうね。

 

カレーを堪能した後は県道17号の七里岩ラインを南下し、韮崎市にある「新府城」に行きました。

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戦国時代の歴史にはあまり詳しくないので、立て看板にあった説明の一部を引用します。

新府城は、天正十年三月織田軍の侵攻を前に、武田勝頼自ら火を放って東方郡内領岩殿城(いわどのやまじょう)を指して落ちていった武田家滅亡の歴史を伝える悲劇の城跡である」

武田勝頼甲府からこの新府城に本拠地を移そうとしたが、織田軍の侵攻を前に自ら火を放ったという感じでしょうか

なんとも悲しい歴史を持つ新府城ですが、城があったんだなという遺構を多数見ることが出来ます。

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所々にこのような説明文の書いた石が置いてあり、これを目印に城を探索することが出来ます。ただ、回るルートなどは一切書いてないばかりか、正直入り口も分かりにくいので、自分で探索しながら進む感じになります。

 

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上の写真2枚はお堀の跡ですね。周辺を見回すと明らかに人工の地形をしています。こういうのを見るのが結構好きなんですよね

 

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こちらは門の跡です。

左右が盛り上がっていて、ここに門があったんだなということがよくわかります。

 

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こちらは写真ではわかりにくいですが、井戸の跡です。

地表から染み出した水や雨水を貯める構造だったそうです。

 

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途中何か所か分かれ道がありましたが、特に説明は無し・・・

でも本丸は上にあるだろうということで、上っていくルートを選んでいたら本丸に到着しました。

平日だったからか誰も居ませんでした。というかお城に入ってから誰とも出会わず全く一人だったので、何か探索ゲームでもしているような気分でしたね。

 

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本丸には神社があったので、参拝して挨拶しておきました。

賽銭箱は昔に泥棒でもあったのか、金属のチェーンで鍵がかかっていました。

 

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神社周辺の写真。

鳥居が壊れており、あまり手入れもされていない様子です。

夜に来たら間違いなく怖いでしょう。

 

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鳥居の下は階段になっており、降りると七里岩ラインに出ることが出来るようでした。

駐車場からの最短コースはこの階段っぽいですが、これは下りたくない・・・

しかも降りたところで、駐車場までは歩道がない上に車がかっ飛ばしている七里岩ラインを歩かなくてはいけないので、それも怖い・・・

 

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これが新府城の想定復元図です。今まで歩いてきたところを思い出しながら、まだ三の丸と大手門のほうに行ってないなと思い、道を探索。

本丸あたりをうろうろしてると方角的に三の丸につながってそうな道を発見したので歩いていきます。

本当に何も案内がありません・・・

 

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そうして三の丸を発見。

東西に分かれて三の丸があるようでしたが、草木が生い茂っていて入ることは出来ません。

そのまま大手門のほうへ歩いていくと・・・

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開けた場所に出たと思ったら、富士山が見えました!

写真に写っている、左右が盛り上がっている部分が大手門の跡です。

 

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門を超えていくと、すごく眺めのいい場所に出ました。

周辺の市街地や甲府盆地まで見えそうな感じです。

今みたいに通信手段が発達していない時代では、こういう見晴らしのいい場所で敵の動きなどを把握する必要があるのでしょうね。

 

ベンチも置いてあったので、ここで少し休憩。

富士山を見ながらお茶を飲み、少しボーっとしていました。

そしてここまで人に一回もあっていません。辺りは静かで、かすかに国道を走る車の音がするのみです。

 

ふと新府城の地図を確認すると、この大手門の近くに「三日月掘」というのがあるのを発見。

立ち上がって周囲を見てみましたが、道らしきものは無く、いったいどこから降りるのだろうかと少しウロウロ。

そしたら少し道っぽい感じになっているのを発見したので降りてみると三日月掘を発見しました

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少し分かりにくいですが、確かに三日月の形をした堀の跡を発見しました。

さっきの大手門もそうですが、全く説明のパネルとかが無い・・・

道案内の看板もないですし、頼りになるのは本丸にある地図のみです。

 

まあ、こういう観光地化されてない場所は私の好物でもありますが、これではなかなか見学者はこないだろうなと思いました。

歴史マニアか私みたいなGoogleマップで「城!行ってみるか!」みたいなノリの人しか来なそうな感じがしましたw

 

そんな感じで新府城の探索は終了。

この日は甲府のビジネスホテルまで戻って温泉でゆっくりしました。

 

翌日は河口湖に行くことになるのですが、それはまた別の記事で。

 

 

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